2013年2月8日金曜日

統合失調症の歴史その2


統合失調症の歴史について前回からの続きです。

1952年フランスの精神科医ジャン・ドレーとピエール・ドニカーという人物がクロルプロマジンという薬が統合失調症に効果があるということを発見して、精神病に対する薬物療法の時代が幕を開けます。

その5年後ベルギーの薬理学者パウル・ヤンセンという人物がさらに優れた薬ハロペリドールを開発します。

そして1984年、統合失調症では知らない人はいないという薬リスペリドンが開発されます。


1993年、精神分裂病という名前が患者の差別を促しているということから、日本精神神経学会に対し名前の変更の要望が出されます。
それから9年後の2002年8月、日本精神神経学会の決議により今の統合失調症と改名されます。



そして現在に至るわけですが、こうして自分の病気の歴史を知らべて行くのも面白いですね。
孫子の言葉にある「敵を知り己を知れ」といったところでしょうか。

今まで自分の病気についてここまで詳しく調べたことがなかったので、こうやって統合失調症を知ることで自分の治療にもなるのではないかと少し期待しながらブログをやっていこうと思います。

ワイパックス

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精神分裂病ってのは確かに昔聞いたことあった。
まさかそれが差別的だってことで統合失調症に変えるなんて・・・
やっぱり過剰に反応しちゃう人たちっているんだね。
そのうち統合失調症も差別的!とか言い出してまた別の名前に変わったりして。
本当に大切なのはワイパックスさんが言うとおり、病気を正しく理解することからでしょう。

エム

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